Pickup対談。小野愛×吉川緑の場合。

現在アートプラザで開催されているPickup Artist Exhibition vol.3。

参加作家である小野愛さん(美術家)と展覧会のコーディネーターである吉川緑さんによる対談。

謎多き女性美術家。果たしてどこまで小野愛の本質に近づけるのか!?

 

吉川緑(以下、吉川):どこの高校ですか?

小野愛(以下、小野):大分西高校です。

吉川:お家もそこら辺?

小野:いや、明野の出身で自転車で毎日。坂の上り下りが。

吉川:じゃあ小学校も近くの?

小野:いや、小学校はちょっとだけ離れたとこで。

吉川:あー、そうなんですか。

小野:そこから動いてないです。

吉川:今は実家でしたっけ?

小野:実家と清島アパートで。

吉川:へー、そうなんだ。この間ウエディングドレスのこと聞いて、みんな作ってもらいたいって、凄い言ってたんですけど。今は服は作ってないんですか?

小野:なんか服を離れるっていうか、服に拘ってた部分があって、服を勉強したから、それを活かさなきゃいけないんじゃないかっていう部分が凄いあったんですけど、でもなんか最近だいぶそれが無くなってきて、それはフンドーキンマンションであった「循環」が凄い大きなキッカケではあって、服を作らなくても大丈夫な気がしてきたので。。

Yadorigi編集長一尾(以下、一尾):ふーん、なんか嬉しい。

吉川:これで区切りが出来るといいですけどね。決めました?燃やす場所は?

小野:いや、まだなんですけど。海でやりたい。

吉川:許可とか要るんですかね?

小野:なんか通報されちゃうみたいで。笑

吉川・一尾:あははは

小野:一応、許可を取ってから。

吉川:そうなんですよ、通報されちゃって私。

一尾:燃やしたあの時?

吉川:そう、家で燃やしてた時。消防車来ちゃって。笑

小野・一尾:あははは

吉川:観たいですけど、一人っきりで燃やすの?

小野:一人でやりたい気も。。

吉川:もし映像撮った作品が出来るなら観たいです。

小野:ちょっと今までと違う感じにしたいなって思ってて。

吉川:循環の展示は女性が横になっているのとか凄い綺麗でうっとり観てました。胸から出てる部分?あれを付けるか最後まで迷ったって。それがずっと気になってて、何と何で迷ったのかなって。

小野:それを最初から付ける予定だったというか中から溢れてくるような感じにしたいと思ってたんですけど、あそこで制作していく段階で凄いそれを出すのが怖くなってしまって。そういう中のグルグルしてるのを、ある意味悩みをみんなに見せるみたいになってしまうので。それをみんなに知られることがちょっと怖かったりとかどう思われるんだろうって迷ってしまって。でも最終的には「そのままいこう。」ってなって。

吉川:今回もこの作品を燃やすことは結構悩みました?

小野:でも何か作る前に燃やしたいって思ってから作ったから。最初から燃やす前提で作りました。

吉川:その燃やすという事をキャプションに説明書きをしていないのは、、1日悩んだじゃないですか?説明を入れるか入れないか。どういう心境で?

小野:これを観てくれる人に私が思ってることを今、全部伝えなくてもいいかなって思ってて、これだけで何か私と違う感じ方をしてくれるのも素敵だなって思ったし。私が最後まで言ってないのにその説明をしてしまうことで、なんかすごく、なんだろう、、う~ん、本当じゃなくなってしまう。作品が最後、観てもらってどうかっていう事なので、言葉であまり伝えたくない。伝えたくないっていうか、付け足すような感じになってしまうのは嫌だなって思って。でもオープニングレセプションの時は私の話を皆さんが聞いてくれる時間をもらったので、それなら少しちょっと踏み込んだところを話してもいいかなって思って、話しました。

吉川:燃やすって言う前にちょっとこう、迷ったでしょ?笑

小野・一尾:あははは

小野:ギリギリまで。なんかその時の感じで言おうと思ってたので、あんまり考えていなくて。その時出たので、言ってしまって。

吉川・一尾:あははは

吉川:あの時、悩んでるってちょっと思って。それが凄い気になってて。流木は何で使おうって思ったとかあります?

小野:うーん、流木自体の感じも好きで部屋に飾ってたりもして。循環の時も使ったんですけど何となく何時も素材を選んでいて、これにしようとかって思ってなくて、また流木になったなっていう感じです。

吉川:観てる人から多く聞く意見が神社におみくじを吊るすじゃないですか。ああいうのに凄く見えるって。何かちょっと霊的じゃないですけど。そういうのを意識した訳じゃない?

小野:あ、でも凄い中にはあって。私あんまり考えながらは作らないんですけど、最初にいろんな物をバッと観て、そこから絞っていくんですけど、おみくじも凄く心に残っていて。おみくじって何か嫌いでもあり、好きというか。あの一人一人の想いが詰まってある物がギュッてあるっていうのが何かゾッとするけど、でも温かくもあって。好きか嫌いかはわからないんですけど、引っかかるモノではずっとあって。なのでおみくじっていうのは確かに意識の中にあって作っています。

吉川:小さい頃から洋服とか作るの好きでした?

小野:お婆ちゃんが洋裁をしてたり、お母さんが手作りが好きだったりで。作る事が遊びになっていて。ゲームとか一切出来なくて。ポケモンで挫折したので。笑

吉川・一尾:あははは

小野:通せんぼされてるとこから行けなくて。

吉川・一尾:あははは

吉川:私、マリオカートで躓きました。進めなくて。

小野:そんな感じだったので常に何か作る遊びをしてました。

吉川:白へのこだわりは特にありますか?

小野:無いです。無くて他の色を使いたいっ思ったりするんですけど、、

吉川:そうなんだぁ。

小野:でも、最初これもボルドーみたいな色の毛糸を巻いてたりとかして、、

吉川・一尾:へー!?

小野:でも結局、全部剥がしちゃうんですよ。落ち着かなくなっちゃって。

吉川:何か違うって?

小野:これからでも変わっていく上でいろんな色を使うようになるかもしれないし、このままかもしれないし。その時その時に任せてやろうかと。

吉川:色って難しいですよね。洋服とかも過去のポートフォリオを観てると白いのだし、着てる服も白、ベージュが多いから。落ち着くんですね。制作のときはあまり考えたりしないって言ってたんですけど、最初にパッと思いついて、作り始めて?

小野:いや、じゃなくて本当に今思ってる事から始まったりとかするので設計図も無ければデッサンもしないし何となく手を動かしていったのがこうなって、それが「あぁ、こういうことだったのかな。」って、自分が思ってる事とか観た映画だったりとか本とか、繋がる瞬間があってそれが凄く好きで。あんまり最初から決めずに繋がるのをひたすら待って。で、繋がったと思って進んでいける感じがあって。

吉川:ちょっとドローイングみたいな。話はちょっと変わりますが、ワークショップどうでした?

小野:楽しかったです。

吉川:お花のは2つあって、最初川崎さんのだったけど、途中で小野さんのになったから大丈夫かな?と思って。

小野:ワークショップ自体、自分が考えてするっていうのが初めてだったので、凄いドキドキしながら、人とコミュニケーション取るのも苦手なので、お客さんとどういう距離に居たらいいのかがわからなくて。

吉川・一尾:あははは

小野:ちょっと戸惑ったりもしたんですけど。喜んで帰ってくれたりすると嬉しいです。

吉川:嬉しいですよね。後ろの近藤さんがガッツリお客さんと交流するタイプで小野さんは自分の内面で、、どうですか?

一尾:挟まれてるもんね。森くんと近藤さんに。

吉川:そう、挟まれてるなって思って。でワークショップもするじゃないですか?だからどういう心境だろうって思って。

小野:何か本当にあの、揺れちゃうんですよね。こういう人と繋がる事をアートにしてる人を観ると自分は本当にこれでいいのか?って思ってきちゃって。本当に揺れるんですけど、でもやっぱり自分がやりたい事、やらなきゃいけない事っていうのはやっぱりこっちにある気もして。迷わずにやらないとなって。

一尾:今の作品を人にやらせたら本当におみくじみたいになるね。

小野・吉川:あははは

小野:これ実家で作ってて、お母さんとかも手伝うよって言ってくれるんですけど、それが出来なくて。バランスとかじゃなくて。手伝ってもらうっていうのがダメでいつも一人で最後まで作ってる。

吉川:そういう感じなんだぁ。小野さんはあまりしっかりお話をして臨めなかったので。今、手探りで小野さんの謎解きをしてるんですけど。何かぼんやりでも興味がある事はありますか?

小野:燃やすっていうのをやってからじゃないと、どういう変化が生まれるかわからなくて。

吉川:今後は清島に居る限りは大分に?

小野:一応、今年で清島を出ようかと思っていて。一旦、お婆ちゃん家のお部屋に帰って、実家に自分の部屋が無くて。

吉川・一尾:えー!

小野:引っ越す時に実家も引っ越しちゃったので。お婆ちゃん家に自分の部屋を一室作ってて、そっちにまた荷物を戻して。そこからはいろんな所に行きたいなと思ってて。また循環の話になるんですけど、滞在して制作するっていう事が凄い楽しくてきつい事もいっぱいあるんですけど、それをいろんな所でやれたらなって思ってるので、いろんな所に行ってちょっとずつ変われたらって。

吉川:旅する、、

一尾:皆、旅しだしてるね。

小野・吉川:あははは

小野:車を、、

吉川:免許持ってるんですか?

小野:一応、、運転出来ないけど。

吉川:私もペーパードライバー。

小野:持ってるだけ。

吉川:身分証明書代わりみたいな。

一尾:助手席に乗りたくないね。

小野・吉川:あははは

吉川:絶対何かあるよって。お休みの日は大分とかで遊びますか?

小野:遊ばない、、

吉川:あ、遊ばないんだ!

小野:一緒に遊ぶような友達も居ない、、笑

吉川・一尾:あははは

一尾:遊ぶときは何かものを作るの?

小野:遊ぶときって何ですかね?笑

吉川・一尾:あははは

吉川:自分の中で楽しい時。

小野:創作以外だったら映画を観に行ったりとか本を読むのも好き。

吉川:それはもう遊びですよ。

一尾:映画も一人で観ないと気が済まないタイプ?

小野:いや、そういう訳じゃないですけど。大分帰ってからはずっと一人で観てます。

吉川・一尾:あははは

一尾:それは映画の趣味が合う友達が居ないから?

小野;専門とかだと皆、作る友達が居たんですけど、こっち帰ると中学、高校の時の友達ってなると皆もう働いていて、たまに会うのはいいけど、いつも会えなくて。

一尾:でも大人になったら、いつも会う友達なんて居ないもんね。

吉川:居ないですよね。

一尾:たまに休みが合ったら遊びに行ったりとか。

小野:だからずっと一人で動いてます。

一尾:最近観た映画は?

小野:映画館だと、シネマ5のムード・インディゴ?可愛らしい感じの。あれが最新です。映画館では。

一尾:面白かった?

小野:最初凄い可愛らしいファンタジーな感じと思って観に行ったら最後が映像自体も白黒に変わるし、ハッピーエンドじゃ全然なくて、とことん暗く、、笑

吉川・一尾:あははは

小野:暗く落ちて、、意外な感じでした。

一尾:そういうのを求めて行ってそうな感じもあるけど?

小野:今回は違います。笑

吉川・一尾:あははは

小野:辛いのも好きですけど。

吉川:好きな映画はありますか?

小野:あー、でも今、思い浮かばないです。いつもそれで1本選ぶと後で「あ、何か違った」って。何でこれにしたんだろう?って思っちゃって。

吉川・一尾:あははは

小野:全然、思いつかない。笑

吉川:好きな本は?

小野:最近読んだのが村上さんに勧めてもらった、、

一尾:「循環」にも参加してた村上慧くん?

小野:はい。薦めてもらった本で「切りとれ、あの祈る手を」っていうちょっと難しい本なんですけど、何か凄い感動してしまって。

一尾:日本の作家?

小野:はい。小説ではないんですけど、小説じゃない本に感動したのが初めてで、涙が出るくらい勇気をもらう話で。あれは今まで読んだ中でも残る感じがして。

吉川:なんか話すまでは不思議なイメージがあって妖精のような。

一尾:フンドーキンマンションでは皆呼んでたよ。

吉川:妖精って!?

一尾:「何だ?あの可愛い生き物は?」って。

小野・吉川:あははは

小野:思ってる様なのじゃ全然なくて、、

吉川:でも、ちゃんと日常に居るんだなぁって思って。笑。お話し出来て良かったです。普通の女の子でした。思ったよりずっと。ずーっとマイペースなイメージがあって、小野さんは。

小野:マイペースですかね?

吉川・一尾:あははは

一尾:小野さんを今回ピックアップしたキッカケは何だったの?

吉川:一目惚れです。清島アパートで。勝さんと川崎さんにオファーをしに行った時に、近藤さんももう決まっていて。空間を使うタイプの作家さんでもう一人女性が欲しいなって思っていて。それで勝さんとかに案内をしてもらったんですよ。アトリエの方に。そしたら小野さんの部屋に連れて来てもらって。「居た!居た!」と思って。笑

小野・一尾:あははは

吉川:「これだ!」って思って。一目惚れでした。

小野:ありがとうございます。

吉川:二宮先生も小野さんのファンだって、さっき言ってて。いろんな人に注目されてて、凄いです。「循環」では大分からは小野さんだけでしたっけ?

一尾:うん。

吉川:凄い。裏さんから直々ですか?

小野:ちょうど別府のアートマンスの時に会場が決まらなくて、その話を裏さんにも相談した時に「循環」の話を聞かせてくれて、で作品を観てもらって、じゃあここでしようかっていう話をもらって。

吉川:にじゅう何歳でしたっけ?

小野:24です。

吉川:1個下ですね。そっか。凄いな、同年代なのに。

小野:あぁ、もう5になってしまうのが怖くて、、なんか折り返しが。笑

吉川:私もこの間、25になりましたけど。なんかちょっと不思議な気持ちでした。あぁ25かぁって。

一尾:25ってそんな節目を感じる?

吉川:周りから言われたのかな?自分ではあまり、、周りから四捨五入したら、もう30だよって言われて。え、そういう事?って思って。笑。作る事を仕事にするとかしないとかは考えた事あります?これで食べていこうとか。

小野:私いつも変な自信じゃないですけど、何とかなるだろう、って思ってて、すっごい不安になる時もあるけど、結局やりたいのはこれで。でも他の仕事もできないと思うし。これやりたくて、やれてるんだから続けたいなと思うし。うーん、うーん、もうなんか辞めれはしない。

吉川:周りが就職とかして働いてると揺れたりした事ないですか?

小野:あぁ、でもそこに関しては専門学校卒業する時から「就職しません!」って言って、すっごい先生からも色々言われたんですけど。

一尾:学校的には就職率を上げなきゃ生徒減っちゃうもんね。笑

小野:なのに、全然面接とかにも行かず、最初からやる気がなくて。一人で服を作るって言い張って。今は服じゃなくなっちゃったんですけど。企業で働くっていうのが、その時は考えられなくて。今もそのまま、、

一尾:自分が作った物をお金に換えるっていう事への抵抗があるの?

小野:あります。凄くあって、洋服とかって売る物でアクセサリーとかだったら作品みたいな感じで作る事も出来るし、生活するためにはそれをしなきゃいけないけど、でも私の中ではそれは生活するためだけの物で、何もそこには思い入れが無くて。それならまだ全く別のバイトをする方がいいなと思って今はそうしていて。前に洋服とか作っていた時にアクセサリーを売ることがあって企画として皆でやったんですけど。その時は物にも拘って、売って、売れて嬉しかったんですけど。でもその嬉しさが何か違うと思って。

比べてしまうのが、うちお父さんが陸上をしていてお守りをいつも作っていて、それをあげて嬉しいと思ってもらったり、誕生日プレゼント作ってあげた時の感じと違うんだっていうのを、その時なんか気付いて。この嬉しいは嬉しいんじゃないだって。それは違うと思って。凄い無責任な事だし、そんなので作った物でお金なんてもらえないって思って。そこから一切売る事はやらないで。清島でも何か売らない?っていう機会があるんですけど、服のセレクトショップさんとかBeppu Projectが運営してるので皆、置いてたりするんですけど。なんかそこに凄い抵抗があって。いいのか悪いのか私の変な、うーん、何だろう、プライドじゃなくて、そんなのだけかもしれないけど今はちょっと出来ないなっていう感じです。

一尾:これで2、3年後とかに普通に売ってたら寂しい気がするもんね。笑

吉川:今、考えてた。それ。結構その内面を表現していく人って特に発表しなくても自分で作品を作る事が重要だから、それで一通り自分の中で消化?出来て発表はしないっていう人もたまにいると思うんですけど。発表する事って小野さんの中でどういう意味があります?価値っていうか。

小野:たぶん発表しなくても、、いい、、とも思います。でも発表して返ってくるものが素敵だって事に気付いてしまったので、共感してほしいとか、これを観てどう思ってほしいとか全然なくて。でも何かしら観た人の中に何かちょっと、こんなちっちゃい事でも残る物があれば凄い嬉しくて、、また循環の話ですけど、私ずっと居れないなって思って。いつも作品の横に居てお客さんとお話する事が多かったけど今回、居れないからノートを置いてたんですよ。でそのノートに書いてる事を終わった後に観たら、本当にもう全部がどわーっと想うことが溢れてきて、綺麗とか言われる事が嬉しいとかじゃなくて、来てくれたお客さんがこれを観て何か残そうって思ってくれた事も嬉しいし、そこで誰かと繋がる事が出来るんだって思って。コミュニケーションとかを使ったアートじゃなくても私が人と関わるっていう方法の一つにこれを作るっていうのがなってるような気がして。それが無かったら、ずーっとただ思って作ってるだけだったりもして。あそこでやっぱり人と繋がれるんだなって。

吉川:繋がる手段になってるんですね。前に先生に芸術とは何かって聞かれた時に答えられなかったんですけど。先生曰く、人に伝えたりとか人と繋がる事だって言ってなぁと思って。でも結局自分の中のものを出そうと思って表現しても、結局、乱暴に言うと自己満足とか言われたりするじゃないですか。そういうのはどうですか?そういう反応がもし返って来た時にどう受け止めますか?

小野:私はもう自己満足で作っていると思っていて、それは認めて自分の想いで、自分がどうにかなりたくてやってるので。それは自己満足でしかなくて。でもその自己満足が作品とした時に観てくれた人の何か繋がってくれたりすれば、自己満足のものがそういうものになれれば凄くいい事だなって思うし。前、映像を作った時に私は自己満足の、自分が不安に思ってる事を映像にしたけど、それを観た友達が無くなったお爺ちゃんの事とかを思い出して、凄い何か色々考えてくれたみたいで、そういう事があるんだって思って。それも私にとっては凄く大きな、このままでいいのかなって思えたので、ちょっと勇気付けられたりしました。

吉川:そっか。小野さんにとっては作品を発表する事は人とコミュニケーションを取る手段にもなるし、そういうことなのか。。

小野:私、これが無いとしゃべれないんですよ。笑

吉川・一尾:あははは

吉川:作品の事になるといっぱい、おしゃべり出来る。

小野:世間話というか、、

吉川:何話していいか、わかんないですよね。

小野:黙っちゃう、、

吉川:私も黙っちゃう、、

小野愛 Ono Megumi

香蘭ファッションデザイン専門学校卒業。ファッションデザイン塾COCOA1期

2013年 別府市居住制作スペース「清島アパート」に入居

2013年11月~2014年1月 ART PROJECT OITA 2013「循環」(大分・フンドーキンマンション)に参加。

ファッション専門学校で服作りを学ぶも、既製服作りに物足りなさを感じていたとき、ファッションデザイン塾COCOAに通うようになる。

現在は、洋服・オブジェ・写真など様々な表現方法で作品を同時制作し、最後に1つのテーマで作品群が完成するというスタイルで制作している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

TOP

PR

Yadorigiでコラムを書いてみませんか?

取材・掲載についてのお問い合わせ

Search